「機動戦士ガンダム」のジオン公国。そのアルファベット表記が「ZION」であることに注目すると、ユダヤ教やシオニズムとの関連が見えてきます。本記事ではその隠されたつながりを徹底解説します！

イントロダクション

「機動戦士ガンダム」は、1979年にサンライズが制作した名作アニメで、敵対勢力「ジオン公国」が大きな役割を果たしています。興味深いのは、この「ジオン」をアルファベットで表記すると「ZION」となる点です。「ZION」はユダヤ教やシオニズムの象徴であり、ガンダムの設定における敵勢力に宗教的・歴史的な意図があるのではないかという議論が、ファンの間で長く続いてきました。果たしてジオン公国の背後には、どのようなメッセージが隠されているのでしょうか？

ちなみにガンプラの箱にも「ZION」と表記がありますがwikiを確認しますと。1998年以前が「ZION」になります。ユダヤ勢からクレーム入ったと思われます。

1998年以前はZION DUKEDOM　ジオン公国wiki

そもそもジオン軍のマークがこれですから、どう見てもメノーラーをモチーフにしてますｗ

ジオン公国とZIONの意味

「ZION」という言葉は、旧約聖書におけるエルサレムやイスラエルの象徴であり、ユダヤ教にとって神聖な地「シオン」を指します。特に、シオニズム（Zionism）は19世紀後半からのユダヤ人国家建設を目指す政治運動として知られており、ジオン公国とこの「ZION」の関連性が注目されています。ガンダムの物語におけるジオン公国は、連邦に反旗を翻す独立国家として描かれますが、この構図は歴史上のシオニズム運動にも似た独立と民族の象徴性を感じさせます。この「ZION」がジオン公国の名称に込められた意図として考えられるのは、単なる偶然ではないでしょう。

ジオン公国の指導者ギレン・ザビは「優生思想」や「人類の進化」といった言葉を頻繁に用い、独自の思想体系を築いていますが、これもまた、シオニズム運動が求めた「ユダヤ人のための新たな地」や民族の独立を象徴していると見ることができます。

ユダヤ人旅団：シオンの兵士

ZION兵は実在しました。ヒトラー、ベルリンから逃れたユダヤ人がイギリス軍に入隊し正規のユダヤ人戦闘部隊となります。パレスチナで要塞を築き、イスラエル建国に貢献しました。彼らはZIONの兵士と呼ばれてます。

ジオン公国に込められたメッセージ

ガンダムシリーズを通じて描かれるジオン公国は、ただの敵国家ではなく、複雑な思想的背景を持っています。ジオン公国の独立運動や戦争への姿勢は、歴史的な独立運動や宗教的な闘争を暗示しているように見えます。特に「ZION」という名前が示す通り、シオンと呼ばれるユダヤ教の神聖な地とのつながりは、ジオン公国の存在をさらに深く象徴的なものにしています。

作品内でのジオン公国の描写は、連邦軍との戦いを通じて「民族のアイデンティティ」と「戦争の悲劇」という普遍的なテーマを強調しています。ガンダムは、単なるロボットアニメではなく、こうした深いメッセージを内包した作品であり、視聴者に人間の本質や社会の問題について考えさせるきっかけを提供しています。

パレスチナに勝手にイスラエルを作ったユダヤ人と宇宙に勝手にジオン公国を作ったスペースノイドという点。ジオン軍と言えば「コロニー落とし」、原爆を作り、広島長崎に原爆を落とすことを提案したのはユダヤです。そして今現在のガザ大量虐殺。ジオン軍とユダヤ、イスラエル軍は共通点が多いです。

富野由悠季と歴史的背景

「機動戦士ガンダム」を生み出した富野由悠季監督は、独自の視点で戦争や人間性について語る作家です。富野監督は、第二次世界大戦後の冷戦時代を生きた世代であり、その経験が作品に大きな影響を与えています。特にジオン公国と連邦軍の対立構造は、冷戦時代の東西対立を思わせるものですが、その中に宗教的なテーマや民族のアイデンティティが織り交ぜられています。

また、富野監督は社会的な不安定さや人類の未来に対する懐疑心を持ち、その反映としてジオン公国の独裁政治や戦争の描写が生まれました。ジオンの思想的背景には、こうした監督自身の哲学が深く反映されています。

安彦良和と「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」

2022年に初代ガンダムのククルス・ドアンの話を映画化しました。監督安彦良和がNHKに出演して映画の宣伝とインタビューを受けてましたが、映画化の中でウクライナの子供が可哀想、子どもたちを題材としたククルス・ドアン回を映画化したと言ってました。タイミング的にウクライナ戦争真っ只中、ウクライナの子供が被害を受けてますな報道だらけ、自民党の指示でプロパガンダ目的で映画を作ってると思われます。まるで戦時中のプロパガンダ映画ですね。安彦良和氏の無知ぶりには呆れるばかりです。

ガンダムファンへの影響と考察

「機動戦士ガンダム」の世界観は、ファンに多くの考察を促してきました。ジオン公国が「ZION」と関連づけられることにより、ファンの間では「なぜこの名前が選ばれたのか」「何を象徴しているのか」といった議論が絶えません。特に、歴史や宗教に関心があるファンにとって、ジオン公国の描写は単なるフィクションの敵勢力ではなく、現実の歴史や社会問題との関連性を考えさせられる存在です。

さらに、現代社会においても民族や国家の独立を巡る問題は続いており、ジオン公国の物語は時代を超えて共感を呼ぶテーマとなっています。ガンダムのファン層にとって、この作品が持つ深層的なメッセージは、単なる娯楽以上の価値を持っているのです。

恐らくは、ファンの多くはギレン・ザビの演説がヒトラーのようだとナチス的な目線で見てる人が大多数だと思われます。「ZION」といいジオン軍のマークといいユダヤでありシオニストが正解です。

むしろ、ギレン・ザビはヒトラーというよりネタニヤフじゃね、髪の色といいｗｗｗｗ

まとめ

「機動戦士ガンダム」に登場するジオン公国は、単なるフィクションの敵勢力ではなく、歴史的・宗教的な背景を持つシオン（ZION）とのつながりを暗示しています。この名前の選定には、ユダヤ教やシオニズム、そして独立運動の象徴的な意味が込められている可能性があり、視聴者に深い考察を促します。富野由悠季監督が描いた世界には、戦争の悲劇や民族のアイデンティティ、さらには人間の未来に対する問いが反映されており、ガンダムシリーズは単なるロボットアニメの枠を超え、歴史や社会問題と密接に関わる作品となっています。これからもジオン公国の意味を掘り下げることで、新たな発見があるかもしれません。

本来、ジオン＝シオンが勝手に国を作りそれを倒すというのは話としてよいのですが、ジオン公国は主人公たちの敵として描かれておりますが、敵側が主役級な描かれ方がしており、事実オリジンガンダムではジオン側の目線で作品が作られてますし、安彦良和氏の言動含めて親ユダヤなのではないかと思うところです。よって、日本サンライズ、現サンライズは反ユダヤで敵としてシオンを設定したのではなく、むしろ親ユダヤでユダヤの犬ということです。

余談ですが

ZZガンダムには「ガザD」と言うモビルスーツが出てきます。ジオン、シオンでガザ？？

さらに、ZZガンダムにジオン軍側の部隊としてマリ共和国周辺にいる青の部隊トゥアレグ族が出てきます。トゥアレグ族は実在する部族でイスラム武装勢力です。主な宗教はイスラム教スンニ派です。ジオン、シオンにイスラム武装勢力？